金子みすゞ

  森羅万象あらゆるものに宿る命の存在を
  リズムのある言葉で表した
  童謡詩人・金子みすヾさんの詩を紹介します





 金子みすゞ
  写真提供:金子みすゞ著作保存会
 
  大漁
     朝焼小焼だ
     大漁だ
     大羽鰮の
     大漁だ。

     浜は祭りの
     ようだけど
     海のなかでは
     何万の
     鰮のとむらい
     するだろう。

    




♪Luna Luna の「大漁」です♪
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大漁試聴

金子みすゞ最期の写真館
  「金子みすゞ最期の写真館」初演
 

  蜂と神さま

    蜂はお花のなかに、
    お花はお庭のなかに、
    お庭は土塀のなかに、
    土塀は町のなかに、
    町は日本のなかに、
    日本は世界のなかに、
    世界は神さまのなかに。

    そうして、そうして、神さまは、
    小ちゃな蜂のなかに。


♪Luna Luna の「蜂と神さま」です♪
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蜂と神さま試聴
 

  露

    誰にもいわずにおきましょう。

    朝のお庭のすみっこで、
    花がほろりと泣いたこと。

    もしも噂がひろがって、
    蜂のお耳へはいったら、

    わるいことでもしたように、
    蜜をかえしに行くでしょう。


♪Luna Luna の「露」です♪
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露試聴
 

  *出典「金子みすゞ全集」(JULA出版局)より
   金子みすゞの詩は、金子みすゞ著作保存会の了承を得て掲載しています。
   転載される場合は、必ず「金子みすゞ著作保存会」の許可を得てください。
   <連絡先>〒112-0001 東京都文京区白山3-4-15 内田ハウス1F JULA出版局内
          TEL.03-3818-0791 FAX.03-3818-0796



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